【Creative Unit 社員インタビュー】dcWORKSの案件についてディレクターに聞いてみた!
こんにちは。dcWORKSのCreative Unitでディレクターをしているセイカです!
突然ですが皆さん、
- ディレクターって具体的に何をするの?
- 案件はどうやって進んでいくの?
など疑問に思ったことはありませんか?
今回は皆さんに、dcWORKSの案件の進め方やディレクターという職種について知ってもらいたいということで、直近で案件のリリースまで行なったディレクターのアンジーさんにインタビューしてみました!
アンジーさんがメインディレクターを務めた案件について
・どんな案件なの?
・案件ってどうやって進めるの?
・実際ディレクターって何するの?
・ディレクターの魅力は?
などの疑問にお答えいただきました。
dcWORKSの案件の進め方だけでなく、ディレクターの魅力にも迫った内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
普段は大人しいただのイケメンディレクター。
カラオケになると化けの皮が剥がれる。
人のオススメはとりあえず試すタイプの素直なディレクター。
オススメされたご当地お菓子を書き溜めている。
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ディレクターは「幅広い」
セイカ:
早速ですが、今回はどんな案件を担当されたのか教えてください!
アンジー:
今回の案件は、動画配信アプリのUI・UX改修と、そのランディングページのリニューアルを行う案件でした。
実際のアプリを触って課題を洗い出したり、サイトのアクセスデータ等から課題を洗い出したりして改善策を形にしていきました。
また今回はキックオフから納品まで1ヶ月半と非常にタイトなスケジュールだったので、メインデザイナーのリサさんや他デザイナー2人にも手伝ってもらい、チーム一丸となって進みました。
セイカ:
案件でディレクターはどのようなことをするのですか?
アンジー:
主にクライアントとのやりとりの窓口となり、制作に関する認識合わせを行なったり、デザイナーさんとのすり合わせを行なったりしました。
単なる橋渡しではなく、マーケティングの知識を使ってユーザーに響くサイトの構成を考えたり、アプリの課題の分析をしたりと、すごく幅広くやらせてもらいましたね。
ディレクターの細かい業務内容はランディングページとアプリ、それぞれこんな感じです。
◎ランディングページ
・案件全体の進行管理
・既存サイトの課題改善案の導出
・課題改善案を元にサイト構成案を作成
・ワイヤーフレーム制作
◎アプリのUI・UX改修
・案件全体の進行管理
・ヒューリスティック分析
・課題改善案の作成
・ワイヤーフレーム制作
そしてどちらもワイヤーフレーム制作の後に、トンマナ制作、デザイン制作があるのですが、これはデザイナーさんの担当領域になります。
セイカ:
難しそうですね......。具体的にどのような流れで進めるのですか?
アンジー:
ランディングページのリニューアルでは、サイトのアクセス状況や実際のサイトをみて課題を整理します。
そしてどの優先度で課題を解決していくかをクライアントとすり合わせ、サイトの構成案に落とし込んでいきます。
アプリの改修では、ヒューリスティック分析という方法を用いて課題を洗い出し、その改善案をまとめていきます。
ランディングページもアプリの改修も、ここまでの前提部分に特に力を入れて取り組みました!
この前提部分が崩れてしまうと改修の意味が無くなっちゃいますからね......。
セイカ:
ここまでが前提なんですね!
ここまでの改善案などは、その後どうやって形にしていくのですか?
アンジー:
構成案や改善案ができたら、Figmaというデザインツールを使い、ワイヤーフレームの作成に移ります。
ワイヤーフレームは、Webサイト画面の設計図のようなもので、コンテンツの配置や情報設計を行うためのものです。
ここで改善案を実際のUIに落とし込んでいきます。
今回の案件では、さらにデザインのトンマナ(トーン&マナー)自体も変えたいという要望もいただいたので、デザイナーと一緒に、デザインやスタイルの方向性のすり合わせも行いました!
セイカ:
このボリュームで納品まで1ヶ月半だとかなりタイトですね。
案件のスケジュールはどのように決めるのですか?
アンジー:
キックオフのタイミングで、ワイヤーフレームやデザインの期日などのスケジュールをクライアントにお伝えしています。
クライアントの予算や計画により、制作期間が限られている場合もあるため、クライアントの意向を聞きつつ、チームの動ける時間を確保できるように決めていきます。
案件を進めていく中で、スケジュールに遅れがないよう調整するのもディレクターの大切な仕事の一つです!
「視点の違い」を生かして
セイカ:
資料やワイヤーフレーム作成に加え、クライアントやメンバーとも話す機会も多いのですか?
アンジー:
そうですね。
ディレクター1人だけの意見より、いろんな視点が入っている方が良いものができると思うので、密にコミュニケーションをとるようにしています。
例えば、アプリの改修で行なった「ヒューリスティック分析」は、ディレクターやデザイナー含めて全員で行いました!
dcWORKSは、良い意味で職種にこだわらない横並びな印象で、やり取りしやすいのがすごく良いところだと思います!
セイカ:
社内の話しやすい関係は大事ですね!
クライアントとのすり合わせで、大切にしていることはありますか?
アンジー:
ユーザーとクライアント、両方の視点を理解しながら上手く成果物に反映させるようにしています。
UX視点は、実際に使う人の立場に立った「ユーザー視点」ですが、クライアントはどうすればもっとユーザーが増えるかといった「ビジネス視点」でみていることが多いです。
ここでミスマッチが起こらないように、クライアントの目的や背景を尊重しつつ、自分たちの知識であるUI・UXを交ぜていくのが一番のやりがいでもあります。
ディレクターならではの「喜び」
セイカ:
アンジーさんがディレクターでよかったと思うのは、どんなときですか?
アンジー:
やっぱり、クライアントから「ありがとう」と、感謝されるときです。
今回のアプリのようにBtoCで、触っていただいたユーザーの声をSNSで見られたときも嬉しいですね。
クライアントとユーザー、どっちにも携われて反応も見れるというのはディレクターの良いところだなと思います!
目指すは「UXの専門家」
セイカ:
今後ディレクターとして挑戦したいことはありますか?
アンジー:
今回のようなBtoCの案件は影響範囲が大きく、やりがいを感じたので今後も挑戦していきたいです!
あとは、ディレクターの中でもUXの専門家になりたいと思っています。
幅広く何でも知っていて、その上で特定の分野については深い知識を持っているような「T字型」と言われるものが自分の中では理想かなと思いますね。
セイカ:
「UXといえばアンジーさん」となる日も近いですね!!
今日は素敵なお時間をありがとうございました!
アンジー:
ありがとうございました!
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