dcWORKSのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)紹介 〜ビジョン編〜

こんにちは! dcWORKSでエンジニアをしているレンレンです。
入社式の記事でも紹介したMVVの刷新について

なぜ、この時期にMVVを定義し直したのか?
そこに込められたメッセージは何なのか?

みなさんにもっとdcWORKSのことを知ってもらいたいということで、改めて経営陣の方々に聞いてみました。
会社の沿革にそって話を聞きながら、ミッション、ビジョン、バリューの3回に分けて書いていきますので、お楽しみに!
前回のミッション編に続いて今回はビジョン編です!

MVVMVV

  1. MVV刷新の背景
  2. ニーズを超えたアイデアを。アイデアに息吹を。をdcWORKSのビジョンとした背景
  3. お客様にはどのようなニーズがあり、どのような価値を提供しているのか
  4. ビジョンの浸透

MVV刷新の背景

レンレン:
以前から掲げているdcWORKSのスローガンに、エモーショナル×テクノロジーがあります。
その根本は変わってないかと思いますが、今回、MVVを刷新するに至った背景を教えていただけますか?

フジタ:
はい。
エモーショナル×テクノロジーでお客さまの不満足を満足に変えるということをやってきて、それを支えてきたのが品質とスピード、それからクライアントに向けたホスピタリティという部分だと思っています。
今回のMVVの刷新というのは、それをがらっと変えたわけじゃなく、解像度を上げて再定義し直したイメージで、伝えているメッセージはこれまでと全く変わっていません。

根底にあるのはエモーショナル×テクノロジーなんですよね。

コンドウと僕がこれまでに大切にしてきた考え方として、機能的なことよりも情緒的な部分が何よりも大事だよねということがあって、ずっと言い続けていたら、会社のものになっていました。

我々はこれからも拡大していくわけじゃないですか、今年の4月には新入社員も入って。
そうするとやっぱりこう、明快なメッセージが必要というか、新しく仲間になっていくメンバーにも、しっかりわかりやすい言葉でメッセージを伝える必要があって、その意味で改めてという形でMVVを刷新しました。

コンドウ:
これによって、社員一人一人のコミュニケーションの仕方も変わってくるかなと思うのと、採用基準にしても、MVVに添ってないとかっていう新たな考え方が出てくる。
そういう、ぶれない軸みたいなものを今回作ったという事になります。

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ニーズを超えたアイデアを。アイデアに息吹を。をdcWORKSのビジョンとした背景

レンレン:
MVVの刷新について、第2回の今回はビジョンについて聞いていきたいと思います。
「ニーズを超えたアイデアを。アイデアに息吹を。」というのが、ビジョンになりました。
この中で"息吹"というのが、ひとつ印象的なキーワードになっているように感じますが、この言葉をチョイスした背景を教えていただけますか?

フジタ:
はい、これは私の方から説明します。
前回のミッション編で言ったことですが、お客さまからヒアリングできる情報というのは100あるうちの10〜20程度で、それを100またはそれ以上に膨らまして提案することを心掛けていくと、それこそが「ニーズを超えたアイデア」になると思います。

アイデアが受け入れられたら次は、そのアイデアを形にする。
機能的な言葉で言うと"実装する"ということになるんですが、それは単に動くものを作るだけでなく、思いを込めていくことでもある。
そのことに対して"息吹"という言葉を使っているのは、私たち人間というのは生きていて、アイデアを形にするということは、ある種の"成果"だったり"生きることの証明"みたいなものだと思ったからです。
私たちが作るものは単純に動けば良いというものではなくて、"こだわり"がそこにあるんです。

そういう意味で、我々の仕事は「アイデアに息吹を吹き込む」ことによって、エコシステムの一部になって動くものとして成立するんじゃないかなという想いで"息吹"という言葉をチョイスしました。
コンドウさん、どうですか?

コンドウ:
そうですね。
この後のバリューの話にもつながりますが、これでいいと思ってしまうと、そこで終わってしまうと思っています。
そこには"妥協のない価値提供を"しないといけないと。
サービスって、お客さまに対してというよりは、サービスを利用するユーザーにとって、本当に使いやすいものはなんだろうか、というところを常に考えていかないといけないなと思っています。

お客様にはどのようなニーズがあり、どのような価値を提供しているのか

レンレン:
続いてお客さまの悩みにどう向き合っていくのかというところを聞かせていただきたいです。
ビジョンに沿って考えて、dcWORKSはお客さまにどういった価値を提供していくのか、お客さまのニーズにどう応えていくのかというところを具体的に教えていただけますか?

フジタ:
ここは、私自身もコンドウに教わるところが多いんですが、どうやったらニーズを越えるようなアイデアを構想できるんでしょうか?

コンドウ:
どうやって、と言われても、困るなあ(笑)。
色々なものを見ているからというのもあるとは思うけど、アイデアなんてそんなゼロから出てきたりするものではなくて、やはりその引き出しをどう持つかということだと思います。
Webサイトに限らず、色々なものに触れたり、様々なサービスを体験していくことでアイデアの引き出しを増やすということが大事です。

フジタ:
なるほど。
元々、二人の立ち位置としてはニーズを超えたアイデアを作るのはコンドウの役割で、そのアイデアに対して息吹を吹き込んでシステム化するっていうのが僕の役割でした。
拡張しやすいアーキテクチャーを考えたり、それこそ日本有数のオウンドメディアを少ない台数のサーバーで稼働させるとか、今考えると信じられない条件で安定して運用しなければいけない案件などもやってきました。
最適化やアーキテクチャーの改善だったり、色々な無理難題を乗り越えて、息吹を吹き込むような経験をしてきました。
その中で"ニーズを超えたアイデア"というのは、企画、つまり提案であって、そこはコンドウが一番だと思っています。

コンドウ:
アイデアと一言で言っても、色々あって。
お客さまから「これを、いつまでに作ってほしい。で、予算はいくらです。」と言われても「このスケジュールだとさすがに限界があります。だからできません。」じゃなくて、「ここをこう変えるなら、ここまでできますよ」と提案するのも、一つのアイデアだと思います。

フジタ:
そこがdcWORKSのディレクター陣は、本当に優秀だと思ってるところで「そのスケジュールだと全部はできないんだけど、こうすると、要件の7割は満たせますよね」という提案を、きっちりとしてくれているよね。

コンドウ:
うん。そうだね。実装方法にしても「こっちの実装より、こっちの方がいいんじゃない」みたいなことをチームで話していくのも一つのアイデアだと思うんですよね。

フジタ:
それでお客様のニーズを解決しているかどうかって言ったら100%じゃないのかもしれないけれども、そのアイデア一つで、ある程度解決できている。
それをもって、ニーズを超える提案というとちょっと語弊があるかもしれないけれども、制限の多い中でお客さまのニーズをしっかりと解決できてるんじゃないかなという思いはありますね。
業務プロセスをしっかり見て、この部分はベースに回しましょうであるというような提案をしながら、形を作っていくっていうのがdcWORKSスタイルなんじゃないですかね。

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ビジョンの浸透

レンレン:
これまでは、今言っていただいたところの"価値"でしたり、お客さまのニーズを解決するやり方というものが、もともとお二人の持っていたスキルが大元になってやってきていると思います。
ある種属人的な部分を、dcWORKS全体の仕事の仕方に落とし込めているというのは、どういう要因があるのでしょうか?
dcWORKSに所属している人、みんなが同じ方向を向いて、同じようにやっていくというのは、お二人自身がやるより難しい気がするのですが、いかがでしょうか?

コンドウ:
これが全てではないと思うんだけど、一つ要因だと思っているのは参加したい人だけでやる戦略合宿かな。

フジタ:
そうだね。

コンドウ:
最初にやったのは2年前かな?
大きかったというのは、参加するイコール自分で何かを発信したい、会社に言いたいこと・会社の課題を改善したい部分があるという人が集まってくれたのが大きかったかなと思っていますがどうですか?

フジタ:
それはあるかな。
自主性が尊重されるみたいな。

コンドウ:
上から言われてやるのではなくて、みんなで考えようという方向になってるのがいい。
リーダーが全て正しいかと言うとそんな事もないわけで、各個人がちゃんと考えながらやっているところがいいんじゃないですかね。

フジタ:
確かに、会社員をやっていたら、会社は与えてくれる側で、自分は受け取る側であるというように思うことはあるかもしれないけど、合宿の文脈から行けば、そうじゃない。
自分で組織の課題を見つけてそれをこう解決したいんだ、という人たちの主体性・能動性が相手の課題やニーズを察知して、改善していこうというエネルギーの根幹になっていると思います。

コンドウ:
以前なら課題が見つかってもリーダーにこうやれって言われてやっているみたいな雰囲気でした。
今はみんなが参加したい人たちで、出てくる課題の内容も全然質が違うし、アイデアもどんどん出てきますね。

フジタ:
業務とは別にやっているんだもんね。
合宿の課題解決って大変だろうけど、それは別に誰かにやらされてるわけじゃないし。
自分ゴトとして課題を見つけて、こう解決したというような問題提起をしてくれるのは「ニーズを超えた、アイデアを」というところにもつながる部分があるんじゃないかと思います。
そこに対して自分たちで改善するために息吹を吹き込んでいるわけですし。

コンドウ:
あと今ふと思ったのは、会社に入っていきなり大きなクライアントの仕事を任されてやることもあって、最初は戸惑ったり苦労もするし、未経験で高いレベルのもの要求されたらビビっちゃうと思うんですよ、普通。
でも、逆に見ればそういう経験をすることで意識が変わるということもあるんじゃないかな?

フジタ:
そういうものがdcWORKS全体に引き継がれていくというのは、そういう意識をみんなが後進のメンバーにもちゃんと伝えていってくれてるというのが大きいんじゃないかな。
dcWORKSのメンバーはやったことのない領域に関しても、調べてアプローチしていってくれているし。
それは、今までは僕たちが息吹を吹き込んできたんだけど、いつの間にかみんなも吹き込んでくれるようになったってことなんだろうなと思います。

コンドウ:
だからこそ、お客さまに信頼されて、取り引きが継続してるんだよね。

レンレン:
なるほど、ありがとうございました。

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今回はビジョンにフォーカスした形でのインタビューとなりました。
次回はバリューについてです。お楽しみに!

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