「なぜdcWORKSなのか」を伝える。自分たちらしさから考えたコーポレートサイトリニューアル
プロジェクト概要
- クライアント業種
- クリエイティブ制作/受託開発
- 対象サービス
- コーポレートサイト
- 担当フェーズ
- ブランディング/情報設計/コンテンツ企画/デザイン/撮影/実装/CMS構築/リリース
- プロジェクト期間
- 約6ヶ月
- チーム規模
- 9名
Overview
dcWORKSは、2026年8月にコーポレートサイトを全面リニューアルしました。
これまでのサイトは、事業内容は伝えられていたものの、「なぜdcWORKSなのか」という私たちならではの強みや、会社のカルチャーまで十分に伝えきれていませんでした。
そこで今回は、サイトを新しくすることからではなく、「今のdcWORKSはどんな会社なのか」を自分たち自身で見つめ直すことからスタート。
ブランディング、情報設計、コンテンツ企画、デザイン、撮影、実装、CMS構築、リリースまでを一貫して行い、現在のdcWORKSを表現するコーポレートサイトを目指しました。

「なぜdcWORKSなのか」を見つけるところから
リニューアル前の大きな課題の一つが、営業活動においてWebサイトを十分に活用できていなかったことでした。
実際に提案や対話を重ねてから、初めて「こんなことまでできる会社なんですね」と知っていただくことも少なくありませんでした。
そこで、サイトの構成やデザインを考える前に、まずは自分たちの強みを自分たち自身が理解し、共通の言葉で説明できる状態をつくることから始めました。
社内のほぼ全員が参加したブランディングワークショップでは、dcWORKSを一人の人物に例える「擬人化」から、強みの構造化、他社との差別化、「やらないこと」の定義までを実施。
強みについてはさまざまな意見が出る一方、興味深かったのは、「これはdcWORKSらしくない」という部分では、多くのメンバーの意見が一致したことでした。
「何をする会社なのか」だけでなく「何を大切にする会社なのか」。
議論を重ねながら、自分たちらしさの輪郭をつくっていきました。

その結果、私たちの強みとして見えてきたのが、「職種・ユニットを越えて伴走するチーム力」「中小企業ならではの機動力と、大手案件で培った対応力」「そして、挑戦を組織で支える文化」でした。
これらをもとに、Webサイトの軸となるブランドコアを、「課題のスタートからゴールまで伴走し、提案を重ねながら共に育て、規模に関わらず妥協のない価値を生み続けるパートナー」と定めました。
ブランドを、ユーザーに届く体験へ
ブランドコアを決めた次に考えたのは、「誰に、何を伝えれば、dcWORKSを選ぶ理由になるのか」でした。
ターゲットとなる企業担当者を整理し、ペルソナとカスタマージャーニーを設計。
その中でサイトが目指す態度変化として設定したのが、
「ここなら、まず話してみてもいい」 「この会社なら、任せられる」
という2つの感情です。
特に難しかったのは、サイトを訪れる方がどんな悩みや不安を抱えているのかを捉えること。また、コーポレートサイトには企業担当者だけでなく、求職者も訪れるため、どちらか一方だけに情報が寄りすぎないよう議論を重ねました。
最終的には、ワークショップから見えてきた「伴走する姿勢」「チーム力」「挑戦する文化」そのものが、顧客にも求職者にも届けたいdcWORKSの価値であると整理。


「声」と「枯山水」から生まれたデザイン
サイトのビジュアルを考えるうえで着目したのが、「声」という言葉です。
お客様やパートナーと対話を重ね、課題を価値へと変えていく。
声を聞く。声を届ける。声を交わす。
そんなdcWORKSの仕事に対する姿勢を、デザインへと展開しました。
もう一つのモチーフが、ロゴのルーツにもなっている「枯山水」です。
「声」と「枯山水」という2つの考え方を起点に、ブルーとシアン、幾何学的なモチーフを組み合わせながら、現在のdcWORKSらしいビジュアルを形にしていきました。


全体的なデザインは、ブランドコアにもある「スタートからゴールまで伴走する」という考え方をどう表現していくかを考えました。
各セクションを背景で明確に区切るのではなく、ページの上から下までがひと続きにつながって感じられる構成とし、ページを横断するように斜めに配置されたオブジェクトには、dcWORKSのロゴパーツを応用。
各セクションをつなぎながら、ゴールまで導いていく道標のような存在としてデザインしています。

また、全体的にグラデーションを使用し、ふわりと浮かぶようなアニメーションを取り入れることで、
dcWORKSの業務における対応の「柔軟さ」「親しみやすさ」を表現しています。

自分たちらしさを、自分たちの手で形にする
今回のリニューアルでは、デザインだけでなく、サイトに使用する写真の企画・撮影・編集も社内で実施しました。
「このデザインには、どんな写真が必要か」から考え、オフィスや横浜・中華街などで撮影。ストックフォトでは表現しにくい、dcWORKSで働く人や会社の空気感をサイトに取り入れています。

実装にも、新卒社員を含む社内メンバーが参画。
デザイナーとエンジニアが細かな表現や動きを都度擦り合わせながら、見た目の印象だけでなく、ユーザビリティ・UX・アクセシビリティにも配慮して仕上げていきました。
振り返ってみると、このプロジェクトの進め方そのものが、とてもdcWORKSらしいものになりました。
戦略からUX/UIデザイン、開発・実装、そして運用まで。
普段お客様に提供している一気通貫の支援を、自分たちのコーポレートサイトづくりでも実践することができました。
リニューアルは、ここから
今回のリニューアルによって私たちがどんなことを考え、どんな人たちと、どのように仕事をしているのか。dcWORKSという会社を、継続的に外へ伝えていくための場所ができました。
サイトは公開して終わりではありません。
これからWorksやBlogなどのコンテンツを増やしながら、反応を見て、改善を重ねていきます。
自分たちらしさを見つけ、自分たちらしい方法で形にしたコーポレートサイト。
ここからまた、dcWORKSの新しい発信を始めていきます。